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【色違い】

●発生工程：塗装、乾燥・硬化 ●類語：なし

指定の色に仕上がらないこと。

■塗料
（1）調色時の色合わせが間違っている。 （2）隠ぺい力が不足している（顔料の選定が間違っている）。 （3）顔料が凝集している。 （4）希釈溶剤の溶解力が不足している。 （5）塗料の攪拌が不足している（塗料が沈降している場合がある）。	（1）正確な色合わせをする。 （2）隠ぺい性の良い顔料の選定を行う。 （3）十分に攪拌する。 （4）溶解力の高い指定された希釈溶剤を使用する。 （5）希釈前に色が十分に混ざるまで攪拌を行う。
■塗装条件
（1）塗り回数が少なく塗膜が薄いため、隠ぺいされていない。	（1）塗り回数を増やし、規定の塗膜厚まで塗装する。
■乾燥・硬化条件
（1）焼付けがすぎている。 （2）色合わせの時と実際の時とで乾燥方法が異なる。	（1）焼付温度、時間を調べ、仕様通りの焼付けを行う。 （2）実際の焼付条件に合わせた調色、乾燥をする。
■その他
（1）異なる光源で色を比較している。	（1）標準光源板を使用して互いに確認する。（予め関係者間で色判定方法を決定しておくこと）。