●発生工程:素地調整、下・中塗り後の研磨 ●類語:サンドスクラッチ、サンドマーク、ペーパー目 |
研磨の模様が、上塗塗装で隠蔽出来ずに塗面に現れる状態。 |
■被塗物状態 | |
(1)研磨のペーパーの番手が粗すぎる(#番号が小さすぎる)。 (2)研磨の方法が不適正である。 |
(1)#350〜400の番手のペーパーで磨く。 (2)深い傷はパテで補修する。一定方向へ、全体に平均して研磨する。 |
■塗料 | |
(1)塗料の希釈粘度が低すぎる。 | (1)希釈溶剤を減らし、塗料の粘度を上げる。 |
■塗装条件 | |
(1)塗膜厚が薄すぎる。 | (1)重ね塗りを十分に行い、塗膜厚を厚くする。 |