2. UV装置の構成 2-3 冷却装置 冷却装置には空冷形(空冷装置)と、水冷形(水冷装置)がある。 空冷形は多翼送風機が使用されているが、これの選定は照射器およびダクトの損失を考慮した、静圧、風量を確保することが必要である。空冷装置の1例を写真1に示す。 【写真1 空冷装置】 水冷形は水冷形照射器への給排水を行うもので、水道水を使用しそのまま排水する方式と水冷却装置(チラー)を使用し、水を循環する方式がある。前者では水道水中の金属イオンが水冷ジャケットに付着しないようにするため、図13に示すようにイオン封止剤を注入している。循環式の場合は、循環水の汚れを防止するため、チラー、配管等にはすべて、ステンレスおよび樹脂製のものを使用する必要がある。循環装置には図14に示すように、水温検知装置、フロースイッチ、水量検知装置を備えている。 【図13 使い捨て方式】 【図14 循環方式】 |